太陽光スペクトルLED
太陽光スペクトルLEDの開発について
太陽光スペクトル LED照明の開発
現行の青色発光LED照明の課題
青色LEDから発生させられる光の一部を浸透させ、励起光へ変換し、透過した「青」と混色して白色光を精製するため、青色の波長強度が突出し、また青色と緑色の波長帯域が欠けた不自然なスペクトルとなります。
大人では、見た目、LEDの照明では、青色は出ていませんが、「色覚を形成していく幼児期(小学校3年生程度)の子ども」は、敏感に青色をとらえ、色覚障害を起こす可能性が非常に大きく、青色発光LED照明が、子供たちから見ると、薄い青に見えて、その色を白と誤認してしまい、色覚障害の可能性が非常に高くなるといわれています。これからの日本を担っていく子どもたちにとって、重大な課題になる可能性があります。
また、LED照明は、長寿命で省エネ省資源の「優等生」技術とも言われていますが、一方で青色発光LED照明による睡眠障害や健康障害が問題視されるようになっています。 その理由は、我々の目の中で光を感受する受容体が、460nm前後の青い波長の光に強く反応するからです。
この波長光は、朝日に多く含まれ、我々が1日を始める時間帯に浴びます。いわゆる「サーカディアンリズム」、「体内時計」がこの光によってまどわされます。
夜に青色発光LED光を浴びれば、夜なのに体は朝と勘違いするといった、一種の時差ボケのような反応が起き、これが睡眠障害などにつながる、と言われています。
体内時計がおかしくなると、乳がんや大腸がんなどに罹りやすくなるというケース※1もあります。
(※1 これは、看護師や昼夜交代勤務の工場労働者など時間差勤務をする人たちの体内時計が崩れ、その結果、睡眠に関係するメラトニンの分泌が減り、乳がんなどの発症につながる可能性が指摘されています。)
開発中の太陽光スペクトルのLEDを使用し、世界で初めて照明灯を開発
紫色LEDから発せられるすべての光を光の三原色である「赤」「緑」「青」を中心とした蛍光体で励起光へ変換し、混色して白色光を生成するため、部分的に波長強度が突出したり、反対に欠けることのない、自然な連続スペクトルを実現しています。
太陽光スペクトルLEDは、「動植物が暮らす原点でもある太陽光のスペクトル」と同等のスペクトルを持っているため、青色発光LEDの課題をすべて解消します。
人体等に対する事例紹介
幼児期の色覚障害の低減
眼疲労の低減
太陽光スペクトルLEDでの健康増進効果
病気の予防やストレスを軽減する様々な効果が報告されています。
病気予防、骨粗しょう症予防、認知症予防、糖尿病予防、うつ病の改善、生活習慣病の予防や改善、免疫力の向上 など
例えば、日照が少ないヨーロッパの方々がバカンスで肌を焼くのも健康のためです。
夜間のコントラスト視力のアップ
道路照明等に設置することで、夜間の視力アップが見込めるため交通事故減少に繋がります。
農作物等の生育の充実 栄養価の高い作物の育成などの効果
太陽の下で育つことと同じになるため、高価値の農作物が育ちます。